From Chef
本日入荷の素材をワゴンにのせて客席へ
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旬素材のプレザンテ
 レストランの愉しみは、まず、料理を決めるところから始まります。「さあ、今日は何を食べようか」とワクワクしながらメニューを開く、そのお客様のご期待に添えるよう、いえ、期待以上の料理をご用意したいといつも思っています。
 リピーターの方にはすでにお馴染み、7年前から行っている当店のサービススタイル「旬素材のプレザンテ」。お客様のテーブルの目の前にワゴンを横づけし、野菜・魚・肉、そしてパテなどをご紹介致します。メニュー表だけでなく、まずは調理前の食材をご覧いただくことで、素材の鮮度を間近で確認できますし、「今日はやっぱり肉がいいな」とか「この見たことのない魚は何だろう」などと、食欲や好奇心がそそられるのではないでしょうか。
 さて、実際のワゴンにはどんな素材がのっているのか? 一例をご紹介しましょう。魚は北海道函館港からの直送で、カジカ、ハッカク、アブラコ(アイナメ)、ナメタガレイ、メバルなどがおすすめ。肉は半頭で仕入れる北海道産サフォーク種の仔羊や蝦夷豚、フランス産の鴨や鳩、もち豚、蔵王産香り鶏、和牛リブロースなど。冬場はもちろんジビエが豊富になります。野菜は季節によってがらりと変わりますが、晩冬から春にかけては、かぶやニンジン、ヤーコン、ホワイトアスパラガス、トピナンブールなどが山梨や群馬より送られてきます。
 今宵も、ワゴンは旬の素材をのせて、テーブルの間を巡ります。ワクワクするのはお客様だけでなく、私たちスタッフも同じ。素材は作り手のイマジネーションをかき立ててくれるのです。



小林 邦臣 小林 邦臣
1973年生まれ。
ザ・ホテルヨコハマ、レ・サヴール(日比谷)等を経て’99年渡仏。
アンフィクレス(パリ)、ル・ソントネール(ペリゴール)で経験を積んだ後帰国、レ・サンス(スーシェフ)、ル・ジャルダン・デ・サンス、ラール(シェフ)を経てアディング・ブルーへ。
2008年、アディング・ブルーのシェフに就任。
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