From Chef
果実のみずみずしさを活かす、コンポート
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季節のフルーツ

スイカ、桃、オレンジ、メロンと、様々なフルーツが旬を迎える夏。そのおいしさを活かしたデザートは、この季節ならではの楽しみです。
adding:blueでは、様々なフルーツをコンポートにしてお出ししています。たとえば白桃は、白ワインと砂糖、ローズマリーと共に30分ほど煮て、その後ゆっくりと冷ましながら味を染み込ませます。「煮る時間は短くして、果物そのもののフレッシュ感や姿を大切にしたい」と語るのは、パリから帰国し、adding:blueで腕を奮っているパティシエ。そのまま食べても十分においしいフルーツだからこそ、その味覚を活かし、デザートならではのおいしさを生み出したいそうです。
白桃のコンポートは、盛り付ける際に白ワインのグラニテと合わせ、より夏らしさを演出します。次にイチジクのコンポートは、赤ワインと砂糖、そしてバニラやクローヴ、カルダモン、八角など各種スパイスと煮て、より複雑で豊潤な味わいに仕上げます。合わせるのは、カリカリとした食感を持つ香ばしいピーカンナッツのキャラメリゼ、さらに豊かな香りと味でいま注目を集めているタヒチ産バニラビーンズを使ったクリーミーなアイスクリームです。
フルーツの自然な甘みやみずみずしさを大切に、大人のデザートに仕上げた各種フルーツのコンポート。ドライ・フルーツをたっぷりと入れたパン・オ・フリュイやオレンジの皮を使ったオランジェットなど、多彩なスイーツと共に、夏の長い夜をより愉しく、より幸せにすることでしょう。



星野 直寛 星野 直寛(ほしの なおひろ)
1971年生まれ、群馬県出身。
‘89年、高崎ビューホテルより料理の道に入る。
‘96年より坂井宏行氏の「ラ・ロシェル」を皮切りに都内のレストランで修業。
‘99年表参道「オン・ザ・スプーン」、’02年「ル・プチ・リュタン」などでシェフを務めた後、’08年に渡仏。クリスチャン・コンスタン氏の「ル・ヴィオロン・ダルグル」をはじめ、数々のレストランにて働く。
’10年11月よりadding:blueシェフに就任。
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