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初夏の味、イワシのテリーヌ
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イワシ

私たちにとって最もポピュラーな魚のひとつ、イワシ。身体に良いヘルシーな魚としても、近年、注目を集めています。日本では「入梅イワシ」という言葉があるように、1年の中でも初夏に入るこの時期が、最も脂が乗りおいしくなります。そんな旬のイワシはシンプルに焼いたり、マリネにしたりしても美味ですが、時にはちっとお洒落なテリーヌで召し上がってはいかがでしょう。
adding:blueでは、ポワレしたイワシに、山羊乳のチーズ「サント・モール」とモッツアレーラチーズ、そして軽くドライしたトマトを重ねて、テリーヌにします。冷蔵庫で冷やした後、切り分けると、何とも色合いの美しい層が現われて。隠し味に使ったカレー粉の香りがほのかに漂うイワシ、優しくとろけるようなチーズ、そしてトマトが一体となり、豊かな味わいが広がります。付け合わせのソースは、3種類。エシャロットなどを入れたサワークリームのソースは、酸味がより一層の食欲を誘います。さらにズッキーニのピューレとフレッシュトマトのソースが、爽やかさを添えます。シェフの長澤 隆尚がかつて修業したフランスの星付きレストランでも、初夏のメニューとして人気が高かったというイワシのテリーヌ。この季節のディナーの始まりに、程よく冷えた白ワインとご一緒にぜひお召し上がりください。



星野 直寛 星野 直寛(ほしの なおひろ)
1971年生まれ、群馬県出身。
‘89年、高崎ビューホテルより料理の道に入る。
‘96年より坂井宏行氏の「ラ・ロシェル」を皮切りに都内のレストランで修業。
‘99年表参道「オン・ザ・スプーン」、’02年「ル・プチ・リュタン」などでシェフを務めた後、’08年に渡仏。クリスチャン・コンスタン氏の「ル・ヴィオロン・ダルグル」をはじめ、数々のレストランにて働く。
’10年11月よりadding:blueシェフに就任。
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