From Chef
異国の香り漂うタジン
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ブルターニュ産鶏もも肉

地中海を挟んで、モロッコやアルジェリア、チュニジアなど北アフリカの国々と向かい合っているフランス。それらの国々の料理がいつしか伝わり、根付き、独自のスタイルとなって人々に親しまれています。そんなフランスでも出会うエスニックな料理のおいしさを、ぜひ味わっていただきたいと語るadding:blueのシェフ 長澤 隆尚。タジンやクスクスなど、北アフリカをルーツとする料理もメニューに載せてきました。タジンとは、円錐形の帽子のようなふたを持つ土鍋のこと。この土鍋で作った煮込み料理タジンは、特にモロッコの代表的な料理です。ユニークなふたの形は、材料から出る水分を全体に循環させ、水を使わなくとも材料が煮えるようにするため。水が貴重な砂漠の知恵が生んだ鍋です。モロッコでは、タジンに使う材料やスパイスは地方や家庭によって千差万別とか。adding:blueでは、火を通しても柔らかなブルターニュ産鶏もも肉を使用。ナスやズッキーニ、パプリカ、そしてレモンのコンフィなど多彩な野菜と共に、ゆっくりと炊き上げます。鍋のまま食卓へと運ばれてくる楽しさ、ふたを開けた途端に立ち上る湯気と漂ってくるスパイスの香り、そして触れただけで身がほぐれるほど柔らかくジューシーな鶏肉の旨味。ブルターニュ産鶏もも肉のおいしさを、ときにはこんな異国の香りと共に召し上がってはいかがでしょう。



長澤 宜久 長澤 宜久
1965年生まれ。
'91年に渡仏。二ツ星「ラ・マドレーヌ」、三ツ星「ラ・コートドール」他、数々の星つきレストランからブラッスリー 、カフェまで多くのフランス各地方の名店にて経験を積む。帰国後、'97年より国内のレストランでキャリアを重ね、2001年に港区 ・南青山の「アディング・ブルー」のシェフに就任。「特別の日に行くフランス料理店ではない、普段使いが出来る料理店」をコン セプトに素朴なフランス料理の数々に多くのファンが訪れている。2007年、千代田区・丸の内「resonance」グランシェフに就任。
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